そもそも敷金・保証金とは?

そもそも敷金・保証金とは?

敷金・保証金の違いは?

言葉の表現自体はあきらかに違うのですが、意味合いとしてはほぼ同じものと解釈して構いません。敷金は個人向けの住宅などに、保証金はビルや店舗・事務所などの事業者向けに使われることが多いです。むしろ明確な違いがあるのであれば宅地建物取引業者や賃貸人はきちんと説明すべきですし、契約書にも具体的に明記すべきです。

敷金とは?

敷金とは、本来の目的として賃借人の滞納した家賃や、故意・過失など不注意による賃借物に対する損傷・破損等の修繕費用を担保するために、賃借人から賃貸人に預入れるものです。

賃貸人は、家賃滞納や賃借人の不注意などによる損害を受けたとき、賃借人からすぐに支払ってもらえるという保証はないことから、その担保としてあらかじめ預る金銭が敷金です。
ですから、賃借物の明渡しに際して、賃借人が賃貸人に対して家賃の滞納や賃借物に対する損傷・破損など、何の債務も生じさせていなければ、全額返還されるのが原則です。

ただ例外として賃借人の故意・過失などの不注意、通常の使用方法を超えた使用などにより、賃借物に損傷・汚損を生じさせたときは、その損害額を差し引いた残額を返還されることになります。

お問い合わせ